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タラ・ジェイン・オニール&二階堂和美の共作アルバム『タラとニカ』の発売から約1カ月、先月24日にはアメリカからK盤も到着して、国内盤、輸入盤とも出揃い、さまざまに好評いただきました! こちらで以下、その一部をご紹介しましょう。

まずは『ミュージック・マガジン』の6月号。ふむふむ。

そして『CDジャーナル』6月号。信頼の村尾泰郎さんに書いてもらえて嬉しいな。

次に『インディーズ・イシュー』6月号、なーるほど。

最後にワオ! 『Pen』の第292号。

また、タラ・ジェイン・オニールの最新インタビューがSLUGマガジン(こちら)にアップされました。アルバム『タラとニカ』のこと、二階堂和美さんのこと、また日本のことについても話しているのでぜひチェックしてみてください。……と、いうわけで再来週、タラはまた日本にやって来てニカさんとツアーに乗り出します(ツアー日程はこちら)。さらにタラ・ジェイン・オニール単独で出演するライヴもあります(こちら)。下北沢インディーファンクラブにも出ちゃいます(こちら)。「あ、また来てるんだ?笑」。そんないつものタラの来日です。2002年に始まって今回で6度目となりました。もちろん、あらためて振り返ると(振り返らなくても)毎回特別なツアーでした。こうやってスウィート・ドリームスがツアーのブッキングを細々とでも続けている最も大きな理由が彼女にあることは確かです。さて、上のインタビュー中に、今回のツアーについての発言があったので以下に掲載することにします。ぜひ皆さん、彼女(たち)の演奏を見に来てください。各公演日ともチケットにはまだ多少の余裕があります。

SLUG:最近日本で起きた地震/津波がこのプロジェクト(訳注:二階堂和美とのコラボレーションのこと)に何らかの影響を及ぼしたと感じていますか? だとしたらどのように?
TJO:そうね。ただ、録音自体はいろんなことがおかしくなる前に終わってたから。災害が発生したときはジャケットのレイアウトか何かをしていて。震災後最初の2週間、ジャケットのレイアウトの細々した部分をどうするかの連絡を取りながら相手の安否を気遣うのは何だか奇妙なことだった。私はただ彼らに従ったまでで、彼らの方が作業を進めることを望んだの。そうして完成したわけ。今日本にツアーしに行くなんて大事(おおごと)よね。まだ実際に何が原子炉(ニュークリア・リアクター)や核の現実(ニュークリア・リアリティ)で起こっているのかも明らかじゃないし。それに、たくさんのミュージシャンがジャパン・ツアーをキャンセルしてる。これまで起きてきたこと、今でも起き続けてることへの深い悲しみと対に、まるで隔離されているような感覚が日本にあるんじゃないかしら。まさに今、ほかでもないこのプロジェクトで日本に行くことは、私にとってとても重要なことのように思えるの。

最後に、海外のサイト(こちらこちらこちらこちら)でも『タラとニカ』評が出始めました。また、音楽ライターの行川和彦さん(座右の銘は「Hard as a rock!」)のブログ(こちら)でも取り上げていただきましたので、ぜひチェックしてみてください。皆さん、どうもありがとうございます! 

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