GOFISH – GOFISH

アーティスト:GOFISH(ゴーフィッシュ)
タイトル:GOFISH
カタログ番号:SDCD-058
発売日:2024年5月15日
収録曲数:10曲
演奏:テライショウタ、潮田雄一、中山努、元山ツトム、 墓場戯太郎、藤巻鉄郎、井手健介、浮
パッケージ:CD(A式紙ジャケット+16ページ・フルカラー・ブックレット)
録音・ミックス:内田直之
マスタリング:風間萌(studio Chatri)
アートワーク:松井一平
デザイン:惣田紗希
定価:2,600円+税

前作『光の速さで佇んで』からのバンド・アンサンブルをさらに前進させた通算7作目。エンジニアに内田直之を招き、その立体的な音空間で大きく羽を広げるGOFISH最新作。

夜がふけていく、どこか見知らぬ場所。霧が立ちこめるようなエキゾチックなシーンから幕を開けるテライショウタのソロ・プロジェクト、GOFISH、通算7作目となるニュー・アルバム『GOFISH』は、自身のプロジェクト名をタイトルに冠しただけはある、ひとつの到達点となるような力作に仕上がりました。

テライショウタの歌声が宿す気迫と表現力、カテゴリーの境界を飛び越えて真っ直ぐリスナーの胸に突き刺さるメロディと言葉選びの精妙さ、そして、前作以上に引き締まったアンサンブルを支える各演奏者も楽曲に惜しみなく豊かなニュアンスを与え、さらに、名匠、内田直之が手がける録音/ミックスによる立体的な空間の中、選りすぐりの10曲が大きく羽を広げます。

すでに先行シングルとして各サブスクリプションのプラットフォームで発表されている「真顔」からも、ままならない日常の中に希望の灯火と対話を見つけようとする強いポジティビティが伝わりましたが、ストレートに愛を歌うことを躊躇しない「メロディ」や「サンシャイン」といったロマンティックなバラードも今やGOFISHの真骨頂。リズミカルな呼吸=息吹が耳を奪うコーラスが急転直下レゲエへと変形する「果てしない路」や、愛猫家としての顔が伺える「肉球ダイアリー」でのアレンジの巧みさ。そして、虚飾のないフォーク・ロックをスローダウンさせた「けもの」や「荒地にて」がたたえる圧倒的なヘヴィネス。ここで浮かび上がる茫洋とした寂寞感のようなものは、GOFISHでしか成し得ないものでしょう。そして、ライブでも好評を博している「嘘とギター」のリフレインがいつまでも終わらないようにと願いながら、本作はリスナーの胸に大きな種子をまいてエンディングを迎えます。朝になり、薄い日差しを受けながら、聴く者の中でたわわな果実を実らせることになる種子を、ぜひ本作『GOFISH』から受け取ってください。

曲目
1. うれしいだけ
2. 果てしない路
3. この窓は
4. けもの
5. 肉球ダイアリー
6. サンシャイン
7. 真顔
8. 荒地にて
9. メロディ
10. 嘘とギター

GOFISH(ゴーフィッシュ):名古屋を拠点に活動するテライショウタのソロ・プロジェクト。GOFISH名義で過去6枚のアルバムをリリースし、2021年にリリースした前作『光の速さで佇んで』よりバンド編成での楽曲を発表。2023年の最新作『GOFISH』でも、潮田雄一、中山努、元山ツトム、藤巻鉄郎、墓場戯太郎、井手健介、浮(ぶい)を迎え、そのアンサンブルをスケールアップさせている。テライはまた日本屈指のハードコア・バンド、NICE VIEWのボーカル&ギターとしても知られ、2019年より活動開始したSIBAFÜにギタリストとして参加している。

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