弊社刊『Oh Portland, So Much To Answer For』に、リアルな私的ポートランド論を寄稿してくれたアダム・フォークナーが来日します。90年代半ばからポートランド・シーンに深くかかわり、ユメ・ビツやヴァージョン、また、最近ではホワイト・レインボーやブラッドフォード・コックス(ディアハンター)のアトラス・サウンド、ジャッキー・オー・マザーファッカーやキャルヴィン・ジョンソンのサンズ・オブ・ソイルなど、雨の匂いのする太平洋岸北西部サイケデリアの「鍵」のひとつを握る重要人物として八面六臂の活躍を続けている彼だけに、この東京の一夜が貴重なものになることは間違いないはず。
ちなみに彼の原稿がなかったら、失業率12%以上という彼の地の現実や「ポートランド流行り」の功罪みたいなものを身近に感じることもなかっただろうな、と改めて。個人的には、一時期やたらポートランドという地名を聞く機会があって、その活況をうらやましく眺めながら、以前、こちらで紹介したウィル・オールダムのポートランドに対する意見──自分たちが望むものが全部あるような夢の場所で、最終的に、彼らの姿かたちはおろかなロバに一変しちゃうんだよね──がいつも頭のどこかに引っかかっていたのだけど、そんなときにアダムの寄稿は90年代以降のポートランド・シーンの流れや、例の「インディー・ロック」だけじゃない重層性みたいなものをとてもわかりやすく伝えてくれ、そうしたことも含めて自分の興味を一段階上に引き上げてくれたような気がします。もし機会があったらご一読くださいね。ちなみにライヴ当日は、物販テーブルで小誌の販売もさせてもらっています。
というわけで明後日の木曜日、皆で「白い虹」にぐるぐる巻かれに行きましょう。共演者も豪華だよ!
7e.p. presents special show case
11月26日(木)下北沢SHELTER
White Rainbow aka Adam Forkner of Yume Bitsu, VVRSSNNcancan(植野隆司 of Tenniscoats & グレッグ of DEERHOOF)+一楽誉志幸helllOPEN:18:30 START:19:00ADV.:3,000円 DOOR:3,500円メール予約/問合せ:http://www.7ep.net/