ああぁああああぁああ。長らくなにも書き込めずにすみません。今年に入ってからナニがアレしてちょっとピンチなものでして、でも、スウィート・ドリームス第3号、がんばって編集作業進めていますのでどうぞご心配なく。2月に入ってからのトピックだけでも、近くは先週土曜日の「Tokyo Zinester Gathering」のこと。『ニカセトラ』のアナログ盤のこと。チーム・キャシーのミヤォウザキーのニュー・ジン『You Know What I Mean』や、ナミちゃんの最低で最高な『Romangetic Island』ジンのこと。ローラ・ギブソンのライナーノーツを書かせてもらったことで、またちょっと幅広く見えるようになったポートランド・シーンのこと。そして、何よりも第3号の内容について、などなど、書きたいことは山ほどあるのですが、ともあれ、ここではまず絶賛ツアー中のハイ・ラマズ来日のことを。
というわけで、先週土曜日のバレンタイン・デーに、無事、メンバー6人日本に揃ってやってきたようです。ショーン・オヘイガンは少しお疲れのようだとか、ギタリストのピート・エイヴスはギターをなんと6本も持ってきたとか、また、昨日の京都公演も大変素晴らしかったという報告が届いております。で、今宵この夜、いま頃は名古屋・得三公演の真っ最中、かな? で、強調したいのが、ハイ・ラマズの音楽はもちろんなのですが、このツアーは、サイトクノというチーム(=カップル)が、仲間たちと協力して模索しながら手がけるはじめてのツアーなのだ、ということなのです。いま、彼らは大阪から東京へ向かっています。と、同時に、このツアーは『Ballad』という名前の「子どもと音楽」をテーマにした雑誌の創刊記念ツアーともなっています。きっと各公演会場の物販ブースには、ヴァシュティ・バニヤンの愛娘であるウィン・ルイスが描いた、凛とした鹿がこちらを見据えている素敵な(そして刷りたてホヤホヤの)表紙が並んでいるはず。もちろん、この雑誌にしても、ツアー同様、彼らはどこからか援助を受けているわけでもありません。レイバー・オブ・ラヴって言葉がありますが、彼らを動かしたのもそれでしょう。だから、なんとしても続けていってもらいたいのです。もちろん堅苦しいことは抜きにして、もし、少しでも興味が沸いたら、ぜひハイ・ラマズの残りどこかの公演に足を運んでみてください(スケジュールなどの詳細は右の通り)。何よりも、「バラッド」なんてタイトルの雑誌をつくっている人たちが、元々アイルランドで生まれた人たちがはじめたバンドを極東に呼んでくる、なんて、ちょっといい話だと思わない?
ザ・スミスの「Frankly Mr. Shankly」のカバーが大好きでYouTubeを探してみたんだけど、残念ながら見つからず、じゃあ、というわけで、名盤『Hawaii』から「Might As Well Be Dumbo」を。いやあ、いいなぁ。まったく!