Rachael Dadd – We Resonate

アーティスト:レイチェル・ダッド(Rachael Dadd)
タイトル:ウィー・レゾネイト(We Resonate)
カタログ番号:SDCD-018
発売日:2014年9月15日
収録曲数:12曲
パッケージ:A式紙ジャケット(ダブル)
アートワーク:ベッツィ・ダッド
歌詞対訳:喜多村純

定価:¥2,200+税

*予約はこちらのスウィート・ドリームス・プレス・ストアにて受付中! ICHIとの共作ミニ・アルバム『イン・アワ・ハンズ』(10インチ/CD)、ICHIとのスプリット7インチ・シングルとのお得なセットもご用意しました。また、ご予約・ご注文の方には未発表曲/テイクを6曲収録した特製CD-Rをプレゼントいたします。ただし、数に限りがありますのでお早めにどうぞ。

上記の特典CD-Rの配布は終了いたしました。悪しからずご了承ください。


問いかけ、愛することと生きること、そして抵抗することの歌
大きくスケールを増したレイチェル・ダッドのニュー・アルバム!

 前作『バイト・ザ・マウンテン』から3年、その間も英ブロークン・サウンドと弊社スウィート・ドリームス・プレスより小さな贈り物を時折リリースしてきたレイチェル・ダッドですが、2年の制作期間を経て待望のニュー・アルバムがついに完成しました。本作に集まった強力なコラボレーターの面々は、ローラ・マーリングの片腕として知られるマーカス・ハンブレット、アレッシーズ・アークのアレッシー・ローレン・マーク、ロズィ・プレインサンズ・オブ・ノエル・アンド・エイドリアンのエマ・ガトリル、ウッドペッカー・ウーリアムスのトーマス・ヘザーなど、UKの新しいフォーク/シンガー・ソングライター運動の錚々たる担い手たち。もちろんレイチェルのパートナーである日本人発明音楽家、ICHIの創作楽器も本作のDIYな実験精神を支える大きな屋台骨のひとつです。

 プリペアド・ピアノ、自家製の木琴、歌声、クラリネット、タイプライター、マッチ箱、スティール・ドラム、タップ・ダンス、拍手手拍子…。ここにある豊かなポリリズムは彼女を魅了し続けるアフリカのフィールド録音作品からのインスピレーションと、スティーヴ・ライヒチューン・ヤーズ、そして彼女が交流してきた日本のアンダーグラウンド・シーンとの力強く奔放なミックスとして軽やかに提示されています。強く、躍動し、連帯して飛翔する歌と演奏。これはレイチェル・ダッドだからこそなし得た明度の高いカルチュラル・ミックスと言えましょう。

 コミュニケーション、コラボレーション、オプティミズム……、レイチェルのチャーム・ポイントはそのままに、しかし、本作の心髄は、むしろふと耳を過ぎっていく問いかけ(この現代の機械の筋肉をきみが曲げているのが見える/ほんとうにそれを運転するのに向いてるの?)や抗議(高らかなクラリネットの音と「世界を征服すべきは女性たち」というアイヴァー・カトラーの引用)の瞬間に浮かび上がるのです。

 大きく地面を蹴ってステップを踏む。誰もが自分の音、自分のリズムで息を合わせていく。レイチェル・ダッドの新作は「私たちは共鳴する!」という宣言でもあるのです。

1. Make a Sentence
2. Strike Our Scythes
3. What Have You Made
4. I Am Your Home
5. Our Arms
6. Animal Mineral
7. Bounce the Ball
8. Wake It
9. Three
10. Tap the Sap
11. Come Together
12. Let It Rise

Related Music & Shows

  1. かわのかみしも〜下祭〜:会場変更のお知らせ

  2. ICHI – Hippo+47 / 99

  3. Genevieve Castree – 4 Buttons Set

  4. 塩と声

  5. 青空セット

  6. Tour ! Tour ! Tour!

  7. Gofishトリオと柴田聡子の4デイズ

  8. The 24 Hour Drawing Performance with Arrington de Dionyso

  9. レイチェル・ダッド『ウィー・レゾネイト』取扱店のお知らせ

  10. 「魔法使い」ジュヌヴィエーヴ・カストレイ展

  11. Rachael Dadd – Special Gift CD-R

  12. イ・ラン(이랑) – オオカミが現れた(늑대가 나타났다)

  13. 「1週間テニスコーツ」、ノーマン・ブレイク出演のお知らせ

  14. ジム・ケイン

  15. 頭痛薬にまつわる少々頭の痛い話 その1

Artists

  1. GOFISH – GOFISH

  2. Tara Jane O’Neil – The Cool Cloud of Okayness

  3. フジワラサトシ – 流れとよどみ

  4. GOFISH – 真顔

  5. NRQ「あの丘のむこうがわへ(remixed by VIDEOTAPEMUSIC)/lament…

  6. タナカ+村岡充: Live in Tokyo

  7. 碧衣スイミング&ミノルタナカ『オーバーオーバー』/MOON FACE BOY…

  8. イ・ラン(이랑) – プライド(ライブ・イン・ソウル 2022)

  9. NRQ – あの丘のむこうがわへ(remixed by VIDEOTAPEMUSIC)/…

  10. MOON FACE BOYS – VAMOSU

Newsletter

* indicates required