予定通り『スウィート・ドリームス』第1号にオマケでつくポストカード×2種が到着しました。写真中、左のものは、今回(今後もずっと!)の表紙を飾るオリンピアの切り絵作家、ニキ・マクルーアの作品を、右は、本文中でも扱っているジャッキー・О・マザーファッカーのトム・グリーンウッドのフォトモンタージュを配しております。もちろん、バラ売りなし、今回のみのスペシャル・ポストカードとなってますので(まあ、たかが葉書と言うなかれ……)、喜んでいただければこれ幸い。で、ニキ・マクルーアさんのこと、きっと気になってる方も多いと思うので、ここで一寸。彼女は、独学で切り絵を習得し、その作品の数々で、ライオット・ガール・ムーヴメントを、主にヴィジュアルの側面において支えたひとり。また、自身で毎年発行しているカレンダーが、米北西部在住の心ある音楽ファン、アクティヴィスト、生活者たちの家庭の壁面に欠かせないものとなっていることでも知られています。ちょうどディヴァイン・キャロラインというライフスタイル・ウェブジンにインタビューが掲載されているので、勝手に(失礼!)訳出してPDFにしてみましたので、●をクリックしてみてください。彼女の作品はスリーター・キニーの7インチのジャケットから、クライムスインクの出版物、はたまたK2のスノーボードからオリンピアのマンホールのフタまで、さまざまな場所で取り上げられていますが、それらを繋ぐ(彼女ならではの、といえそうな)スタンスは、以下のような発言からもうかがえるのではないでしょうか。
「今日、散歩しただけでも、古くからの友達、キャルヴィン(ジョンソン:Kレーベル主宰者)のお母さん、市役所の人、郵便局の人、政治的な活動をしてる人からパンクスまで、いろんな人に出会ったわ。しかも、お互いのことをよく知った仲。まさにコミュニティね」。 ─『The F.I.B.』 Issue #15より
そして、上の写真で、ポストカードの下にあしらってみたのが、ザ・シー・アンド・ケイクのアーチャー・プルヴィットが手がける名(&迷)コミック『ソフ・ボーイ』の手ぬぐい。昨日の渋谷クラブ・クアトロ公演で早速購入してきました。さすが、プレスポップ・ギャラリーさんならではの良き仕事。8日(土)に渋谷ラッシュで予定されているサム・プレコップ/アーチャー・プルヴィットのソロ公演でも、物販ブースに並んでいると思いますので、ご興味ある方は集合! あ、昨日のライヴも磐石のリズム・セクションにて凛々しさ倍増、素晴らしいものだったことを記しておきましょう。