アーティスト:ゲイブリエル・ナイーム・アモール(Gabriel Naïm Amor)
タイトル:モーメンツ・ビフォー(Moments Before)
カタログ番号:SDCD-038
発売日:2018年3月15日
収録曲数:9曲
パッケージ:A式紙ジャケット(シングル)/インサート
ライナー・ノーツ/イラスト(インサート):西脇一弘(sakana)
ゲスト:ジョン・コンヴァーティノ(キャレキシコ)、チョイアー・ルンド(ジャイアント・サンド)、トミー・ラーキンス(ジョナサン・リッチマン)他
定価:2,000円+税
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米アリゾナ州ツーソンで活躍する優美なギター奏者/シンガー・ソングライター
自身のルーツをたどっていくフルネーム/フルボディの芳醇なインストゥルメンタル・アルバム
渡米から20 年が経ち、自身のアイデンティティを省みて名前をナイーム・アモールからフルネームのゲイブリエル・ナイーム・アモールへと変えてリリースした心機一転のニュー・アルバムが届きました。フランス人でありながら、アリゾナ州ツーソンを活動拠点とし、キャレキシコやジャイアント・サンド等、彼の地のそうそうたるデザート・ロック・シーンの中においても、とびきりロマンチックな異邦人として美しいギターの音色を響かせてきた彼。過去には同胞であるトーマス・ベロムとのアモール・ベロム・デュオ、最近ではキャレキシコのジョン・コンバーティノとの共作アルバムをア・ホーク・アンド・ハックソウのジェレミー・バーンズが運営するレーベル、LMデュプリケーションより発表したことも話題を集めた彼の通算5枚目となるソロ・アルバムが本作となります。
客演も多彩な面々が集結、もはや盟友と言えそうなキャレキシコのジョン・コンヴァーティノ、ジャイアント・サンドのチョイアー・ルンド(Thøger Lund)、元ジャイアント・サンドで近年はジョナサン・リッチマンに欠かせないスタンダップ・ドラマーとして知られるトミー・ラーキンス、さらにホット・クラブ・オブ・ツーソンというジプシー・スウィング・バンドで活動するニック・コヴェントリー。仲間たちの達者な演奏を背に、優美で芳醇な器楽アルバムが仕上がりました。
またインサートには自身のステイトメントだけでなく、sakanaの西脇一弘氏による文章とイラストも掲載。深いところで共振しあったふたりの関係が今後大きく発展するような、そんな予感に満ちた「前触れの瞬間」をお楽しみください。
曲目
1. Study for ES 125
2. She Danced Then She Flew Away
3. Waltz Escape
4. Somewhere Else
5. Reverse Dawn Back into the Night
6. Back Porch Moment
7. Just Before Revelation
8. Ouled Kacem to Paris
9. Study for Telecaster
ゲイブリエル・ナイーム・アモール(Gabriel Naïm Amor):フランス、パリでウィッチズ・ヴァレー、ジェネラシオン・カオといったパンク・バンドで活動した後に渡米、アリゾナ州ツーソンに居を構えたギタリスト/シンガー・ソングライター。ドラマーのトーマス・ベロムとのアモール・ベロム・デュオとしての活動や、キャレキシコのジョーイ・バーンズ、ジョン・コンヴァーティノ、さらにジャイアント・サンドのハウ・ゲルブらとのセッションを通じて、今や彼の地のシーンに欠かせない一員として知られている。本作を含めて5枚のソロ・アルバムを発表し、サード・アルバム『Dansons』は2012年に国内盤化。最近作にジョン・コンヴァーティノとの共作アルバム『Western Suite and Siesta Songs』(LM Duplication)がある。