イ・ラン(이랑) – オオカミが現れた(늑대가 나타났다)

アーティスト:イ・ラン(이랑)
タイトル:オオカミが現れた(늑대가 나타났다 )
カタログ番号:SDCD-051
発売日:2021年11月15日
収録曲数:10曲
パッケージ:CD(オリジナル紙ジャケット(ダブル)+40pブックレット)
デザイン:廣川靖
アートワーク(版画):廣川毅
ライナーノーツ:中村佑子
歌詞対訳:清水博之(雨乃日珈琲店)
マスタリング:大城真
定価:3,000円+税

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棘は喜劇のように運ばれる。私もみんなも棘だらけで歌っている。新しく広がる地⾯の上で、⼿⾜の⽣えた棘と踊っている。

⼯藤夏海(⼈形劇団ポンコレラ/yumbo)

彼⼥の背中を⾒つめながら、うつむいていた顔をあげて歩き出そう。私たちが踏みしめて⾏く道が、うしろに続く⼈たちの、安全な登⼭道となるように。

中村佑⼦(ライナーノーツより)

この夏の配信開始以来、大きな話題を呼んでいるイ・ランのオリジナル・サード・アルバム
本物の紙幣の断片をすき込んだオリジナル・パッケージの日本盤CDがついにリリース!

2021年夏、ひと足先に配信を開始して大きな話題を呼ぶイ・ランのニュー・アルバム『オオカミが現れた』が、ジャケット・アートを一新した日本盤CDとしてお目見えします。その歌詞の内容にも大きな注目が集まっていただけに、ハングル原詞/歌詞対訳を掲載した本作のリリースを待ちわびた方もきっと多かったでしょう。さらにライナーノーツはイ・ラン本人が大きな信頼を寄せる映画監督/作家の中村佑子が執筆、また、私たちをとりまく資本主義世界についての疑義を隠さないその姿勢に呼応するよう、ジャケットも本物の紙幣の断片をすき込んだ特殊紙に真っ赤な箔押しを施したオリジナルの紙ジャケットを作成しました。作品全体から放たれる圧倒的な存在感を、ぜひその手のひらに感じてください。

彼女が持つ声への興味は、オープニングとクロージングに参加したオンニ・クワイアによる力強い合唱やアカペラの「対話」といった曲に顕著なだけでなく、さらにアンビエントなトラックにシリアスな語りを浮かべた「意識的に眠らないと」などの新たな音楽的ボキャブラリーも加え、そして何よりも、ストーリーテラーとしての今まで以上に深みのある試みの数々は、本作でイ・ランが次の景色へと足を踏み出したことを伝えてくれるはずです。

異なる声を合わせる。そしてその声に耳を澄ませて反応する。ささいなことでも疑問を呈する。いたずらに答えを求めず、むしろ問いかけ続ける。泣く、笑う、卑屈になる、惨めな気持ちになる、それでも新しい一日がはじまる……。ここにある何人もの人間の物語は、きっと聴く者自身の物語への呼び水となるでしょう。イ・ランの新しい歌声と言葉はまた、誰でもない誰かがいちばん特別なのだということに気づかせてくれます。タイトル曲で歌われる「あなたの土地に必要な衝撃」を、あなたの場所に見つけてください。「オオカミが現れた」と叫ばれる警告、これが、イ・ランの3枚目のオリジナル・アルバムです。

曲目
1. オオカミが現れた
2. 対話
3. よく聞いていますよ
4. 患難の世代
5. パンを食べた
6. 意識的に眠らないと
7. 何気ない道
8. パクカン・アルム
9. ある名前を持った人の一日を想像してみる
10. 患難の世代(Choir Ver.)

イ・ラン(이랑):韓国ソウル生まれのマルチ・アーティスト。2012年にファースト・アルバム『ヨンヨンスン』を、2016年に第14回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞したセカンド・アルバム『神様ごっこ』をリリースして大きな注目を浴びる。その他、柴田聡子との共作盤『ランナウェイ』、ライブ・アルバム『クロミョン~Lang Lee Live in Tokyo 2018~』などを発表。さらに、エッセイ集『悲しくてかっこいい人』(2018)や『話し足りなかった日』(2021)、コミック『私が30代になった』(2019)、短編小説集『アヒル命名会議』(2020)を本邦でも上梓し、その真摯で嘘のない言葉やフレンドリーな姿勢=思考が共感を呼んでいる。

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