かねてよりお知らせしていますが、現在、9月下旬に来日を予定しているアメリカのバンド、アイダについての単行本を制作しています。とはいえ、彼(女)らの音楽を知らない人だって多いでしょうから、これから数回に分けてご紹介していこうかな、と思っています。まず今回は、2005年にボストンのミュージアム・オブ・ファイン・アーツで録音された映像を4本続けてドンドンドン。ちょうど、前作アルバム『Heart Like a River』リリースにあわせての公演でしょうか。ステージ上、向かって右からベース/ピアノのカーラ・シックリー(元ビーキーパー)、ギター/歌のダニエル・リトルトン、ドラムのルース・キーティング(マラーキーズ)、ギター/歌/ハーモニウム/ベースのエリザベス・ミッチェル、ヴァイオリンのジーン・クックの5人編成で、このラインナップは、ちょうど来月の来日と同じ編成になります。とにかく、エリザベス~ダニエル~カーラの3人の歌声が重なる瞬間の素晴らしさを堪能していいただきたいな、と。それにジーンのドローニーなヴァイオリンも聴きどころのひとつでしょう。うんうん、うーむ。ため息。ふ~っ……。「ああ、こんなキレイなものがあるんだなあぁ」って思わない?
あらためて、来日ツアーの詳細はこちらをご覧ください。では、次回は、アイダを取り巻くグラフィックについて、です。