牧野貴さんの映画とTEASIのライヴ

またまたの事後報告で申しわけないですが、タラ・ジェイン・オニールとブライアン・マムフォード(ドラッギング・アン・オックス・スルー・ウォーター)のふたりが、去る6月1~2日、米オレゴン州ポートランドのシネマ・プロジェクトで上映された牧野貴さんの新作『Inter View』のワールド・プレミアでライヴ・スコアを担当したそうです。このニュース、事前にお伝えしたかったんだけど、バタバタしているうちに終わってしまい……、ごめんね。ともあれ、そのときの模様と写真が牧野さんのブログにアップされているのでどうぞこちらを。写真にはタラやブライアンはもちろん、タラと親交の厚い映像作家、ヴァネッサ・レンウィックも写ってるね。それから、スウィート・ドリームス次号で取り上げるミシシッピ・レコード店のエントランスも(どうやら閉店後だったらしい)。とにかく、みんなとっても楽しそう。いいないいな。

ちなみにブライアン・マムフォードは去年、ジャッキー・オー・マザーファッカーの一員として来日していた注目株。実は、スウィート・ドリームスから彼のドラッギング・アン・オックス・スルー・ウォーターをリリース予定だったりします。今、内容を相談中なのでお楽しみに。ぜひチェックしてみてね。

もひとつ、TEASIのKDハポンでのワンマンライブも無事に終了しました。満員のお客さんの熱気からも、4年間(長っ!)、ずっと地元でのライヴをみんな待っていたんだなということがうかがえる今宵この夜。先月、京都でタラ・ジェイン・オニールと共演したときのTEASIは、遠くから巨大な雨雲が頭上を通過していくような、そんなスケール感を増した世界が強烈だったけど、今回はもっとごつごつとした手触り。聴く/見る者がひとりひとり、もっとよく覗きこもうとしてTEASIの井戸に次々と落ちていったのでした。そういえば1週間とか10日間とか、一切口を聞かずに瞑想して過ごすというトレーニングがあるそうだけど、この名古屋でのTEASIは、奇妙な不安定さも手伝って、なんだかすべての一音一音が、そういった深い静寂空けの時間を背負っているように感じられたなあ。そして梅雨入り。1週間後、大阪ではどうなっているんだろう? あ、そうそう、TEASIの新作Tシャツもかっこいいのでライヴに行かれた方はどうぞ。デザインは「I DRINK MILK GRAPHICA」(!)です。

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