さて、間が空いてしまいましたが、まずは円盤ジャンボリーに関わられた方すべて、どうもお疲れさまでした。仕事で3日目は欠席してしまいましたが、それぞれの演奏、流れ、会場の空気、匂い、すべて堪能させてもらいました。強いていうなら、上の映像の4分48秒あたり、ピアノを弾くアジア系の少年が見せる笑顔みたいな気分です。イエイ! それから、マップ10周年記念ということだったその初日、マップの小冊子も無事できてよかったね、小田さん。三軒茶屋のボランティアセンターで印刷して、手でシコシコと折って、開場寸前の絶妙のタイミングでホチキス留め終了(ブリッジの新実くんとコントラリードの小林さんありがとー!)という流れも実にマップっぽいな、と久しぶりに。もし読んでみたいという方は、リルマグで入手できるはずなのでチェックしてみてね。
そこでも、マップの最初の最初が路上の立ち話だったことを思い返しているけど、そうだったなー。あの頃、僕はA3の紙を四つ折りにしたフリーペーパーをつくってたんだけど、やっぱりページがあってぱらぱらめくれる気軽な本がつくりたかったんよね。それで、その台割(何ページにどんな内容の記事が来るのかをまとめた表)を持ち歩いていて、小田さんに見せながら、夜、路上でああだこうだ話していたのでした。そのA4のコピー用紙1枚が、その10年後にこんなことになるなんて思いもしなかったけど、使い切れない資本金とか強力な人脈とか降って湧いた幸運とかじゃなくて、マップがどこにでもある紙切れ1枚からはじまったことは、うん、すごく素敵なことなんじゃないかなと素直に。というわけで、マップは小田さんが暖簾を守り、僕は僕でまたまた紙切れ1枚から(笑)スウィート・ドリームスをはじめたわけですが、今後ともひとつ、どうぞよろしくお願いします。昨日、雨が雪に変わるのを見ながら聴いたゴーフィッシュの『あたまのうえ』が最高だったことも、最後にひとつ付け加えて。