タラ・ジェイン・オニール&二階堂和美のジャパン・ツアー2011を告知したその舌の根も乾かぬうちに、タラ・ジェイン・オニールと愉快な仲間たちで来日最後の一夜を賑やかに祝す追加公演が決定しました。鬼のタラか仏のタラか……。どちらにしてもツアー本編の公演とは一味違う特別な内容となるに違いありません。皆様お誘いあわせの上ぜひいらっしゃってください。絶賛予約受付中です!
6月29日(水)幡ヶ谷フォレストリミット(03-6276-2886)
出演:タラ・ジェイン・オニール、HELLL
上映:牧野貴『Inter View』(音楽:タラ・ジェイン・オニール&ブライアン・マムフォード)
ヴァネッサ・レンウィック『Portrait #1: Cascadia Terminal』(音楽:タラ・ジェイン・オニール)
フード:VEGEしょくどう(by yoyo.)
開場 7:30pm/開演 8:00pm
料金:2,000円(予約)/2,500円(当日)ドリンク別
チケット予約:tjo@helll.org(安永哲郎事務室)、info.sweetdreams@gmail.com(スウィート・ドリームス・プレス)
*お名前、枚数、ご連絡先を添えてご送信ください。
企画・制作:安永哲郎事務室、[+]、スウィート・ドリームス・プレス
では、以下、安永哲郎事務室からのお知らせです。
安永哲郎事務室は、来る6月29日(水)Forestlimit(東京・幡ヶ谷)にて、アメリカはオレゴン州ポートランド在住のシンガー/ギタリスト、タラ・ジェイン・オニールのソロ公演を企画致しました。
6回目の来日となる今回は、5月15日(日)に発売のタラ・ジェイン・オニール&二階堂和美による共作アルバム『タラとニカ』(Sweet Dreams Press)リリース記念ツアーとなります(企画・制作:Sweet Dreams Press)。全国4都市を西から東へ上って行くこのツアーは6月25日(土)町田・簗田寺にて終了しますが、そのスピンオフとしてタラと交流の深いバンドと映像作家が共演する特別なパーティーがこのイベントです。
当日はタラ・ジェイン・オニール(TJO)のソロアクトに加え、2010年秋、TJOと共にポートランドとオリンピアでのミニツアーとスタジオセッションを行った日米混交バンドHELLLのライヴや、ジム・オルークやカール・ストーンなど音楽家とのコラボレーションも広く展開する映像作家・牧野貴が2010年に制作し、TJOとドラッギング・アン・オックス・スルー・ウォーターことブライアン・マムフォードが音楽を手がけた作品「Inter View」の上映が行われます。
会場は、充実した音響/映像機器を取り揃えながら、まるでポートランドの住宅地下で夜な夜な開かれるベースメント・パーティーを思い起こさせる内装の幡ヶ谷Forestlimit。ちょっとした非日常空間の中でTJOが紡ぎ出す、時に優しく時にヒリヒリとした音色へと身を委ねにお越し下さい。
HELLL(ヘル)
the medium necksの飛田左起代、Irving Krow Trio/Hochenkeitのジェイソン・ファンクとジェフ・フッチィロ、Asunaこと嵐直之、minamoの安永哲郎の5人による、ドローン+アヴァン・ フォークバンド。Asunaが運営するレーベルWaiting For The Tapesからライヴ会場限定販売のカセットテープ、Jackie-O Motherfuckerのトム・グリーンウッドが運営するCD-RレーベルU-Sound Archiveからアルバムをそれぞれ限定リリース。
牧野 貴(まきの・たかし)
映像作家。1978年東京生まれ。2001年、日本大学芸術学部映画学科撮影コース卒。同大在学中より多数の8ミリ映画を制作。2001年、単身ロンドンに渡り、ブラザーズ・クエイのアトリエで音楽と照明について学ぶ。帰国後もフィルムによる映画製作を続け、2004年以降、ライブスペースやギャラリーで個展上映を続けている。フィルムからHDまで、あらゆる映像フォーマットを駆使し、イメージを多重化する事により生まれる、激しく抽象的な光を創り出し続けている。2009年、『still in cosmos』が、世界最大の実験映画祭「25FPS国際実験映画祭」でグランプリを獲得。同年、初の中篇作品『The World』が劇場公開される。国内外の映画祭の他、美術展への出品も多数。フィルムとビデオ、二つの方法、技術を最大限に活用し、映像と音楽を同価値に捉えながら、映画を制作、発表している。
『Inter View』 by Makino Takashi
2010年 カラー 23分 日本 HD
映像:牧野 貴 音楽:Tara Jane O’Neil & Brian Mumford
ポートランドを拠点に活動する映画上映企画団体「Cinema Project」の依頼により制作された映画作品。画面を満たす空の青みが、鑑賞者の中で展開、増幅を引き起こすまでを描いた、超抽象映画。タラ・ジェイン・オニールとブライアン・マムフォードが画面を見ながらライブ演奏、それをTJOが編集してサウンドトラックは制作された。
第40回ロッテルダム国際映画祭 正式招待
第65回エディンバラ国際映画祭 正式招待