てぬぐい – わらえないうそ わらっちゃうほんとう

アーティスト:てぬぐい
タイトル:わらえないうそ わらっちゃうほんとう
カタログ番号:SD07-006
発売日:2016年4月15日
収録曲数:4曲(33回転)
パッケージ:厚紙ジャケット(裏面に歌詞掲載)
定価:¥1,200+税

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取扱店:スウィート・ドリームス・プレス・ストア(オンライン)、レコンキスタ(オンライン)、classics records(オンライン)、珍庫唄片(オンライン)、HMV(オンライン)、ディスクユニオン(首都圏)、Bushbash(東京・小岩)、ブックギャラリーポポタム(東京・目白)、タワーレコード新宿店アムレテロン(東京・高円寺)、円盤(東京・高円寺)、FALL(東京・西荻窪)、LIKE A FOOL RECORDS(東京・新代田)、HMV record shop 渋谷sone records(浜松)、オヨヨ書林(金沢)、Record Shop FILE-UNDER(名古屋)、喫茶ゆすらご(京都)、ホホホ座(京都)、プチタム(京都)、タワーレコード梅田店アオツキ書房(大阪)、HOPKEN(大阪)、AGIT for HAIR(神戸)、borzoi record(鳥取)、301(岡山)

西荻窪の小さな室内楽団「てぬぐい」、実に6年ぶりとなる新音源がついに完成、
家路への帰り道に口ずさむひとりぼっちのみんなのうた

 ちょんちょんと跳ねる店先の小鳥や横丁をさまよう人だま、対向車のライトが射しこむハードボイルドな深夜のドライブ……歌詞のモチーフはさまざまですが、日に焼けた古本のページをめくるように掌編をひとつひとつ紡いできた東京のふたり組が、ファースト・アルバム『ki ki nashi』から実に6年ぶりとなる4曲入りEPを完成させました。

 レトロな童画調や私小説的な寂寥感と寄る辺なさ、とりわけ西陽の射す夕暮れの情景を得意としながら、しかし、その世界を客観視できる対象への身の置き方が彼らにはあって、だからこそ、このどこかキリリと引き締まった世界が磨かれるのかもしれません。一曲一曲の精巧さ、その手間暇への惜しみない時間や愛情、さらに大事なのはそういった重みで相手をおじけさせずにそっと手渡せるタイミングや気遣いの良さ。そういった性分が彼らにはあって、それが絶妙な軽やかさと愛らしさを楽曲に重ねるのです。

 ちなみにザ・バンドの話で意気投合したことが結成のきっかけだったという彼らだけに、(本作には収められていないものの)インスト曲の多さからうかがえるプレイヤビリティーの高さも特筆もの。近年のてぬぐいには欠かせないゲスト・プレイヤー、mangneng の乱反射するスティールパン、さらに本作はおおたようへいのマスタリングも相まって、耳を澄ますと随所にまるでガラスのような振りをしてダイヤの欠片が埋められているのです。ああ、なんて心憎い! さらに「小鳥の遠足」は詞をシネルパの森純一が提供、これが笑えない嘘か笑っちゃう本当か、ぜひその耳でお確かめください。

てぬぐい:ギター奏者としてシネルパにも参加する伊藤啄矢(ボーカル、ギター)とユカワアツコ(ボーカル、アコーディオン)のふたり組。2003年より活動を開始し、以来ふたりが住む西荻窪近辺・中央線沿線のカフェやライブハウスなどでオリジナル曲を演奏してきた。2009年よりゲスト演奏者としてスティールパン奏者、mangnengこと萬年将人とステージを共にすることも多く、伊藤、ユカワともに萬年率いるmangneng planet bandのメンバーでもある。2010年夏にファースト・アルバム『ki ki nashi』をFALLよりリリース。ユカワアツコはイラストレーターとしても活動し、トリルの名前で小鳥をモチーフにした雑貨の制作もしている。

A1. 小鳥の遠足
A2. 夕方がにじむ
B1. 梅の花が浮かぶ夜
B2. 善福寺川

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