タラ・ジェイン・オニールからのお願い

既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、僕たちの大切な友人であるタラ・ジェイン・オニールがニュー・アルバムを完成させるべく、キックスターターを使って資金集めを開始しました。

何よりも彼女らしいのは、募金額に応じてのユニークな特典です。10ドル以上で落書きつきお礼カード、15ドル以上でダウンロード・コード、梅コースの20ドルでボーナス・トラック入りの日本盤、25ドル以上(酒コース!)で日本盤+アウトテイクCD、と、いろいろあって、さらに150ドルであなたのことを念じながらの呼吸計ドローイング(来日中もよくやってる人の顔見て手元を見ない似顔絵のこと、かな?)、そして、なんと3000ドルであなたの町にライブに行っちゃう等々(海外だと1500ドル増し…笑)。

今回キックスターターで資金を集めることについては、彼女自身いろいろと悩んだこともあったようですが、「今までで一番いいレコードになる!」と自身が断言する自信作、みんなでその完成をサポートできたら幸いです。募金の期間は8月21日まで、募金の目標額は6999ドルです。ちなみに「Backers」という募金をされた方の名前のリスト上には何人も日本人の名前が散見できて、ちょっと誇らしい気がします。

もしお財布に少しでも余裕があって、彼女の音楽を愛している方がいらっしゃいましたら、こちらのページから募金をお願いします。いつもの調子でトボけてる上のビデオもぜひ見てみてください。

それでは、タラ・ジェイン・オニール本人からのメッセージを以下に。

ハロー! 

新しいレコードを完成させる時がやって来ました。しかし、そうするにはあなたの助けが必要なのです。 

2009年に出した最後のレコード以来、私はツアーや他人とのコラボレーションに明け暮れてきました。レコーディングできるのはごくごくたまのことでしたが、ニューヨーク州のオン・ミー・サウンドや自宅でちびちびと。それでも、ようやくスタジオに戻ってレコードを完成させるまでにこぎ着けました。この、まだ名前のないアルバムは2012年いっぱいで作業を終了、2013年の春にリリースする予定です。 

基金はスタジオの使用料、旅費、ミュージシャンへの報酬、機材とアルバムのミキシング/マスタリング料金に充てられます。また、目標額を超えた資金が集まった場合は、翌年に予定されているツアーのために使えればと思っています。 

このレコードには、とてつもない才能を持った友達が多数参加してくれました。ダン・リトルトン(アイダ)、ジーン・クック(アイダ、ジョン・ラングフォード、パルプ)、アイダ・パール(アイダ、ロウ)、ミラー(ソロ、タオ・アンド・ミラー)、アナ・ハフ(アナ・オクシジェン、クラウド・アイ・コントロール)、リサ・ショーンバーグ(エクスプロード・イントゥ・カラーズ)、そしてティム・バーンズ(ジム・オルークやサマラ・ルベルスキなど)。彼らが参加してくれた貴重な時間と才能に、私は何としてもお礼がしたいんです。 

私は20年に渡って北半球をツアーし、いくつものインディペンデント・レーベルから音楽をリリースしてきましたが、それもだんだんと難しく、また年々費用がかさむようになってしまいました。ファンや友達、共演者の皆さんから受けたサポートは本当にありがたく、そして引き続いての支援をお願いしたいと思っています。 

幾つかの特典もご用意しました。あなただけのどこにもない特典、私のソロとしての音楽史、そして未来を。 

最後まで読んでもらってどうもありがとう。私の新しいサウンドをサポートし、手に入れることに興味を持ってもらえそうな人がいたら、ぜひこのことを伝えてください。 

このプロジェクトについての詳細と私が過去に関わってきた人については私のウェブサイト(こちら)で。 

ビデオ・トリビア:このビデオは天才ハリー・ドッジの助けを借りてつくったんですが、ビデオの撮影中、私の名づけ子は誰も傷つくようなことはありませんでした。 

タラ・ジェイン・オニール

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