アーティスト:Tara Jane O’Neil(タラ・ジェイン・オニール)
タイトル:Peregrine (20th Anniversary Edition)
カタログ番号:SDCD-047
発売日:2020年6月10日
収録曲数:10曲(Disc 1)/15曲(Disc 2)
パッケージ:A式紙ジャケット(ダブル)+36pフルカラー・ブックレット
ライナーノーツ:タラ・ジェイン・オニール、ダニエル・リトルトン(アイダ)、シンシア・ネルソン
歌詞・ライナーノーツ対訳:mmm
価格:2,500円+税
リリースから20年、タラ・ジェイン・オニール最初のソロ・アルバムの限定リイシュー。 参加ミュージシャンのエッセイや秘蔵トラック満載のボーナスディスクを加えた2枚組豪華版。
20世紀から21世紀へ、2000年に米タッチ・アンド・ゴー参加のレーベル、クオータースティックより発表されたタラ・ジェイン・オニールのファースト・ソロ・アルバム『Peregrine』を、リリース20周年を記念したデラックス・エディション(CD2枚組)でリリースします。今回のリイシューにともなって新たにリマスタリングを施したのは、タラ・ジェイン・オニールが音楽活動をスタートした地、ケンタッキー州ルイヴィルにラ・ラ・ランドなるスタジオを構え、マイ・モーニング・ジャケットやアンドリュー・バード、レイ・ラモンターニュらの作品を手がけてきた実力派、ケヴィン・ラターマン。さらに『Peregrine』制作時に彼女がいつも持ち歩いていたテープ・レコーダーで録音されたスケッチやデモ、そして『Peregrine』リリースを受けてのツアーからのライブ・テイクなどで構成した音源もていねいに埃をはらい、ディスク2に満載しました。
また、36ページにも渡るブックレットには、レトシン時代のパートナーであるシンシア・ネルソンやアイダのダニエル・リトルトン、本作に参加したミュージシャンによる原稿にタラ・ジェイン・オニール自身のセルフ・ライナー・ノート、さらに秘蔵写真も数多く掲載し、歌詞も含めすべて日英併記しました(翻訳:mmm)。
ロダン解散後、レトシンやソノラ・パインといったバンドで活動してきたタラ・ジェイン・オニールがひとりのユニークなシンガー・ソングライターとして出発する瞬間をパッケージした一作として、また、さらにはインターネット〜スマートフォン時代の直前に広がっていた豊かなUSインディペンデント・ミュージックの好ドキュメントとして、ほの暗くも希望に満ちたタラ・ジェイン・オニールの青春の記憶に耳と目を傾けてみてください。
曲目(Disc 1)
1. A City in the North
2. Sunday Song
3. Another Sunday
4. 1st Street
5. Ode to a Passing
6. Bulhorn Moon
7. Flush Thumb Blues
8. Asters
9. The Fact of a Seraph
10. A City in the South
曲目(Disc 2)
1. A City in the North (Instrumental Demo)
2. Sunday Collage
3. Another Sunday (Early Mix)
4. Ode to Hurley Collage
5. Ode to a Passing (Early Instrumental Mix)
6. Wampus Derby Collage
7. 1st Street (Instrumental Demo)
8. Eileen Asters Collage
9. Clinton Waves Collage
10. A City in the North (Demo)
11. Sunday Song (Early Mix)
12. Bulhorn Moon (Live at Rudyard Kipling’s 3-31-2000)
13. Asters (Live at Rudyard Kipling’s 3-31-00)
14. 1st Street (Live at Tonic 2-13-00)
15. Seraph Mess (Live at Tonic 2-13-00)
タラ・ジェイン・オニール(Tara Jane O’Neil):米ケンタッキー州ルイヴィル生まれのシンガー・ソングライター/マルチ演奏家。現在はカリフォルニア州ロスアンジェルス在住。ポスト・ハードコアの嚆矢のひとつ、ロダンのベース奏者としてキャリアをスタート。バンド解散後もソノラ・パイン、ファルスタッフといったグループで活動しながら、充実したソロ活動も続けている。『Peregrine』(2000年)を皮切りに2017年の『Tara Jane O’Neil』含めて9枚のソロ・アルバムをリリースし、その他、辣腕演奏家として、セバドー、アイダ、カム、マイケル・ハーレー、ジャッキー・O・マザーファッカー、パパMなど客演作品多数。日本にもたびたび来日し、二階堂和美との共作アルバムを2011年にリリースしている。