アーティスト:レイチェル・ダッド(Rachael Dadd)
タイトル:バイト・ザ・マウンテン(Bite The Mountain)
カタログ番号:SDCD-040
発売日:2018年5月15日
パッケージ:CD(ジュエルケース/32pカラーブックレット付属)
ゲスト:ICHI、ロジ・プレイン、稲田誠、コルネリ、アキツユコ
ライナー・ノーツ:飯島直樹(Disc Shop Zero)/喜多村純(含:歌詞対訳)
価格:2,000円+税
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長らく廃盤となっていたレイチェル・ダッドの傑作アルバム、待望のリイシュー
彼女の生活への向き合い方が溢れる14分に及ぶ新録ボーナストラック収録の新装版
2008 年より頻繁に来日し、列島の津々浦々まで歌声を届けていった英ブリストルのシンガー・ソングライター、レイチェル・ダッドの来日10 周年を記念して、長らく廃盤となっていた人気アルバムのパッケージを一部仕様変更し、彼女の家族や友人たちが次々と現われるフィールド録音をコラージュした長尺のミニマル・フォーク/サウンドスケープ「Sketchbook」を追加収録した待望のリイシュー。
通算4作目のオリジナル・ソロ・アルバムとして2011 年に発表された本作は、ミックスとマスタリングにGofish トリオのコントラバス奏者としても知られ、BRAZIL、PAAP、DODDODO バンド他での活動も知られる稲田誠を迎え、公私ともに渡るパートナーであるICHI、コルネリ、アキツユコといった日本の同志も多数参加。彼女が日本で見て、聴いて、感じた驚きやシンパシーを凝縮した傑作として、今でも愛され続けているクラフト・フォークの名作です。
三角形のおむすびの歌やハリネズミの歌など、童謡が持つコミュニケーション・ツールとしてのチャーミングな感性を曲想に持ちながら、と同時に現代社会への懐疑や戸惑いも隠さず、ていねいに言葉に紡いで表現していく点は、彼女の音楽世界の奥行きの深さを裏打ちしていると言えるでしょう。
この後、傑作アルバム『We Resonate』(2014 年)で生命力みなぎる世界中のリズムへと眼差しを移す以前に、すでに彼女が音楽に託す情感とメッセージが揺るぎないものだったことが伝わるハンドメイド作品。ここには彼女が愛され続けていくその理由の大きなひとつが込められています。
レイチェル・ダッド(Rachael Dadd):英ファーナム出身のシンガー・ソングライター。2004年より拠点をブリストルに移し、ディス・イズ・ザ・キットことケイト・ステイブルズとのホエールボーン・ポーリーやウィグ・スミスとのザ・ハンドといったサイド・プロジェクトも開始、ブリティッシュ・フォークの可憐な超新星として注目を集める。最新アルバムは2014年の『We Resonate』。近年は尾道(日本)とブリストル(イギリス)で1年の半分ずつを過ごし、マグパイという手芸ブランドも手がけ、展示会やワークショップなど精力的に活動している。
1. Balloon
2. Tsubomi
3. Claw And Tooth
4. In The Morning
5. Moth In
The Motor
6. The Distance
7. Hedgehog
8. Rice Triangle
9. Time Makers
10. Tower Tower
11. Good Good Light
12. Anchoring
13. The Wind And The Mountain
14. Window
15. Sketchbook(* 国内盤限定ボーナストラック)