アーティスト:ビッチン・バハズ(Bitchin Bajas)
タイトル:バハズ・フレッシュ(Bajas Fresh)
カタログ番号:SDCD-036
発売日:2018年3月15日
収録曲数:9曲(CD2枚組)
パッケージ:縦型デジパック/インサート
ライナー・ノーツ::𣏤栂木一徳
ミックス:ジム・オルーク
ゲスト:ジム・ベッカー、ニック・ブロステ、ベン・ラメール・ゲイ、馬頭將噐、田中徳崇
定価:2,400円+税
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ライリー・ウォーカーらの制作でシカゴ新世代を代表するプロデューサー、
クーパー・クレインの真骨頂が堪能できるスペース・ロック・トリオ、待望の新作
ボニー・プリンス・ビリーことウィル・オールダムをボーカリストに迎えた共作アルバム『Epic Jammers and Fortunate Little Ditties』(2016 年)と、その後の合同ジャパン・ツアーでついに全貌を露わにしたシカゴのスペース・ロック・トリオ、ビッチン・バハズ。メンバーの背後に設置されたスピーカーから直接放出されるアンビエントともフリー・ジャズとも言えぬ揺らぐような音界は、ニューエイジ・リバイバル華やかなりし昨今においてもひときわユニークな逸材として刻まれた3人でしたが、そのニュー・アルバムがついに国内盤化されます。
リーダーのクーパー・クレインはライリー・ウォーカーやシルキュイ・デジュー(Circuit Des Yeux)の客演や制作で今やシカゴ新世代を代表するプロデューサーのひとり。そして、その真骨頂が最大限に発揮されるのが、このビッチン・バハズです。管楽器も絡めた清冽な演奏と圧倒的な音響ボキャブラリー/ナラティブをご堪能ください。
ミックスをジム・オルークが担当し、アイアン&ワインやキャリフォンとの仕事で知られるジム・ベッカー、トロンボーン奏者のニック・ブロステ、コルネット奏者のベン・ラメール・ゲイといった今をときめく敏腕演奏家が参加しているだけでなく、収録曲「Yonaguni」は来日時に東京・高円寺のUFOクラブで馬頭將噐(ギター)、田中徳崇(パーカッション)を迎えたセッションを収録し、さらに日本限定で長尺のボーナス・トラックを2曲挿入、新たな生命を宿した特別仕様となりました。むしろ本バージョンをこそ完全版と呼びたくなるような、いつまでも覚めぬダブルディスクの夢へようこそ。
曲目
Disc I
1. Jam 1
2. Circles on Circles
3. Angels and Demons
4. Yonaguni
5. 2303
Disc II
1. Be Going (six organs take)*
2. Yonaguni pt.2*
3. Chokayo
4. Be Going*日本国内限定ボーナストラック
ビッチン・バハズ(Bitchin Bajas):2006年から米イリノイ州シカゴで活動を始めたクラウト・ロック/サイケデリック・バンド、ケイヴのギター奏者、クーパー・クレインのソロ・プロジェクトとして2010年にスタートしたアンビエント/ニューエイジ/スペース・ロック・ユニット。その後、マージャン(Mahjongg)のダン・クイリヴァンと同じくケイヴからロブ・フライが参加してトリオ編成に。2013年のアルバム『Bitchitronics』からドラッグ・シティに移り、ナチュラル・インフォメーション・ソサエティとの『Automaginary』や、映像作家オリヴィア・ワイアットとの『Sailing a Sinking Sea』、ボニー・プリンス・ビリーとの『Epic Jammers and Fortunate Little Ditties』等、本作を含めて計6枚のアルバムをリリースしている。