Sad Horse & 2UP Japan Tour 2012

久しぶりの招聘&ツアーが決まりました。『スウィート・ドリームス』の第4号でインタビュー記事を掲載した米オレゴン州ポートランドの2ピース・バンド、サッド・ホースです。彼らと知り合ったきっかけは、2008年のタラ・ジェイン・オニールの来日ツアーでした。そのときタラが連れてきたドラマーが、サッド・ホースを始めたばかりのジェフ・ソールだったのです。彼はスーパー・メガ・コーポレーションというふざけた名前のレーベルもやっていて、そこから自分のソロや、彼が以前やっていたファックダブル・Uといったバンドのアルバムを出していました。ファックは一時期マタドールやスメルズ・ライクに在籍していて、いわゆる90年代ローファイ・ムーブメントの一翼を担ったバンドなので知っている人も多いかもしれません。ともあれ、時々イタリア語でブツブツ独り言をとなえるちょっと変わった可愛いヤツ、それがジェフ・ソールの第一印象でした(ファックはイタリアでとても人気があって、メンバーには移住した者もいるようです)。

帰国後も、彼とはやりとりをすることが度々あって、たまたま米西海岸をツアー中だった東京の2UPとサッド・ホースで一緒にライブやったんだよ、とか、helllのメンバーとしてポートランドに来たアスナのライブをセッティングしたんだよ、とか、折に触れ連絡を取り合ってきました。また、『スウィート・ドリームス』第4号でミシシッピ・レコーズのオーナーであるエリック・イサークソンと『Yeti』という雑誌を発行しているマイク・マクゴニガルの対談をセッティングしてくれたのも彼でした。それに昨年の夏、タラ&ニカのツアーでポートランドに滞在していたときも、彼は毎日のようにバドワイザーの6パックを持って登場。家にも何泊かさせてもらって、しかも、気づけばベッドを僕に明け渡し、自分は床に寝袋で寝ていたという……、何ていいヤツ! つまり、それがジェフ・ソールです。

タラ・ジェイン・オニールの家の地下室でフラフープに興じるジェフ・ソール

というわけで、昨年末「来年の春、桜の時期に日本に行きたいな」と彼から何気ないメールが来たときも、僕はなぜかそうするのが当たり前のような感じで「いいね、ツアーしちゃおうか」と返事をしたのでした。で、どうせツアーをするなら、サッド・ホースと共演したことがある2UPと一緒だったら楽しいんじゃないか。それに2UPのアルバム『交信不能です、ミスター・ポワロ』を出しているトード・レコーズのハマチョーは、実は2008年のタラのときも一緒にツアーを回った旧知の仲だし、2UPのメンバーの俵谷哲典くんは『スウィート・ドリームス』のレギュラー寄稿者のひとりです。確かにサッド・ホースは無名のバンドだけど、何かとても楽しいことが起こるような予感がしたのでした。実際、一度だけポートランド滞在中にサッド・ホースのライブを見たことがありますが、いやはや何とも、とんでもなく楽しいのです。とにかく彼らが地元ポートランドで最も愛されているバンドのひとつであることは間違いないはず。知らないバンドだからこそ、ぜひみんな見に来てください。笑ったり叫んだり踊ったりして、サッド・ホースと2UPの演奏をぐるり取り囲みましょう!



サッド・ホースと2UPのジャパン・ツアー2012 


3月30日(金) 東京・渋谷 エコー(渋谷宇田川町33-13 楠原ビル2F)

出演:サッド・ホース、2UP
開場 11:00pm 料金:1,000円 *ドリンク代別

nameme presents 『人造人間6号』
3月31日(土) 山形 フランク(023-624-3511)
出演:サッド・ホース、2UP、nameme、itsuca、中塩健吾METROId
開場 5:30pm/開演 6:00pm 料金:1,500円(前売)/2,000円(当日) *ドリンク代別
予約:namemeスウィート・ドリームス・プレストード・レコーズ

waikiki champions & CONTRAIRE presents
4月1日(日) 仙台 パンゲア(022-395-6198)
出演:サッド・ホース、2UP、CONTRAIREmasumi horiya-W-(waikiki champions)
DJ:SASADA(FESTIVALbayarutai)、IPPEI(REAL MONKEY)、tdsgk(AOBA NU NOISE)、砂
開場 8:00pm 料金:2,000円 *40人限定/ドリンク代別
予約:waikiki champions、 スウィート・ドリームス・プレストード・レコーズ 

sone records presents nEW POP #3
4月4日(水) 浜松 ズート・ホーン・ロロ(053-458-1388)
出演:サッド・ホース、2UP、yamanohiroyuki
DJ:
BlaqCZA
開場 7:00pm/開演 7:30pm 料金:1,500円 *ドリンク代別
予約:sone records、 スウィート・ドリームス・プレストード・レコーズ 

4月5日(木) 名古屋 KDハポン(052-251-0324)
出演:サッド・ホース、2UP、おにんこ!
開場 7:00pm/開演 7:30pm 料金:2,000円(予約)/2,500円(当日)*ドリンク代別
予約:会場、スウィート・ドリームス・プレストード・レコーズ

4月6日(金) 金沢 Kapo(080-4259-5823)
出演:サッド・ホース、2UP、ASUNANINGEN OK
開場 7:00pm/開演 7:30pm 料金:1,500円(予約)/2,000円(当日)
予約:会場(080-4259-5823/windowofacloudyday@gmail.com)、スウィート・ドリームス・プレストード・レコーズ

円園 circle.1
4月7日(土) 大阪 FLOAT(090-9860-2784)
出演:サッド・ホース、2UP、bonanzasNEW MANUKE、FUMU FUMU
開場 4:30pm/開演 5:00pm 料金:2,000円(予約)/2,500円(当日)
予約:会場スウィート・ドリームス・プレストード・レコーズ

4月8日(日) 東京・幡ヶ谷 Forestlimit(03-6276-2886)
出演:サッド・ホース、2UP、シバタ+オシロスコッティ狂うクルー
DJ:KATOMAN aka CHEESE WAVE

開場 7:00pm/開演 7:30pm 料金:2,000円(予約)/2,500円(当日)*ドリンク代別
予約:スウィート・ドリームス・プレストード・レコーズ

協力:nameme(山形)、Waikiki Champions(仙台)、CONTRAIRE(仙台)、sone records(浜松)、Super Go(浜松)、ASUNA(金沢)、MOON FACE BOYS(大阪)


無事終了いたしました。満面の笑みで迎えていただき、誠にありがとうございました。

サッド・ホース:米オレゴン州ポートランドの北部エリア、いわゆるノポ(ノース・ポートランド)を代表する2ピース・バンド。ドラムス&ボーカルのエリザベス・ヴェナブルとギター&ボーカルのジェフ・ソールによる男女混声ローファイ・パンクは、元『Chemical Imbalance』/現『Yeti』誌を主宰する悪名高き音楽ライター、マイク・マクゴニガル(邦訳書に『マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン Loveless』がある)をして「アート・ガレージ」なる呼称をひねり出させた? これまでにマニアックな再発仕事で大人気のミシシッピ・レコーズから7インチ、エッギー・レコーズからカセットを発表。年内にはミシシッピ・レコーズ傘下の新レーベル、ウォーター・ウィング・レコーズより待望のフルアルバムの発表を控えている。なお、ジェフ・ソールは過去にイースト・ベイの人気バンド、ファックのドラマーとして活動し、また、2008年にはタラ・ジェイン・オニールに帯同して来日を果たしている。

LINKS
MySpace
Official Site
Video (Frawg Pound Episode #7: SAD HORSE!)
Video (Sad Horse: Live in The Pony Room!)
Video (Sad Horse: live in the Pony Room, pt2)

2UP:2002年、宮城県出身のふたり──ギター&ボーカルの俵谷哲典とドラムスの中野恵一──が東京で結成。今までSAFレコーズエイク・レコーズトード・レコーズから作品をリリースし、アメリカ、メキシコ、フランス、セルビアなどをツアーしてきた。2011年9月にはロカストのボビー・ブレイとスリーピング・ピープルのブランドン・レルフによるイナーズ(Innerds)やアプシロン・アクラックスとカリフォルニア/メキシコ・ツアーを敢行、同ツアーに併せてフレキシ・ディスク「Brain Cop」をリリースしている。なお、俵谷哲典は他にデモンストレーションズやソロ・プロジェクトであるバスチーユ・ラーメンとして、また、中野恵一もモタリカhununhumユタカワサキバンド改めucnvバンドの一員として活動している。

LINKS
Official Site
MySpace
Interview and video by Noisey
Interview by Aoba New Noise

Related Music & Shows

  1. ライアン・フランチェスコーニ:ツアー終了!

  2. かわのかみしも〜下祭〜:会場変更のお知らせ

  3. よかんのじかんのコンサート

  4. Tara Jane O’Neil Japan Tour 2017

  5. ICHI Japan Tour 2015

  6. INTRODUCING… SERAFINA STEER

  7. シャロン・ヴァン・エッテンのジャパン・ツアー2010

  8. 逆まわりの音楽 その2

  9. ドーム

  10. 『タラとニカ』デジタル配信も開始しました。

  11. LE TON MITÉ – Kumokokudo

  12. Tara Jane O’Neil & Nikaido Kazumi 『タラとニカ』

  13. 帰ってきたよ! (東京に)

  14. One Night with TJO, Helll and Makino Takashi’s “Inter View” screening

  15. 黄金虫谷の狭間で

Artists

  1. GOFISH – GOFISH

  2. Tara Jane O’Neil – The Cool Cloud of Okayness

  3. フジワラサトシ – 流れとよどみ

  4. GOFISH – 真顔

  5. NRQ「あの丘のむこうがわへ(remixed by VIDEOTAPEMUSIC)/lament…

  6. タナカ+村岡充: Live in Tokyo

  7. 碧衣スイミング&ミノルタナカ『オーバーオーバー』/MOON FACE BOY…

  8. イ・ラン(이랑) – プライド(ライブ・イン・ソウル 2022)

  9. NRQ – あの丘のむこうがわへ(remixed by VIDEOTAPEMUSIC)/…

  10. MOON FACE BOYS – VAMOSU

Newsletter

* indicates required