平日・金曜日の夜ですが、いつものギャラリー・セプチマで演奏会を企画します。お仕事帰りでもお越しいただける少し遅めの時間から、砂川七番でも帰宅時間を気にしないで済む時間まで(さらに少し残って話していけるぐらいの余裕を持って)。それでいて時間のことを忘れてしまうような内容の(これ大事)。
ことしの5月に同じ会場で開催したICHIの新作アルバム『maru』発表記念ライブのときにも素晴らしい歌声と演奏を披露していただいたEttの西本さゆりさんが、そのつど形を変えながら、Ettをはじめ数々の共演でも名をはせるソボブキの西尾賢さんとのズビズバーで再登場します! 共演にはスウィート・ドリームス・プレスからの7インチ・シングルが待たれるてぬぐい+mangnengの3人。西陽を受けて家路とは別の方向へ、誰もいない横丁でかすかな温もりを落とした思い出やため息や諦念や鼻歌や独り言の気配に手を当ててみてください。たぶんまだ容疑者は近くにいるのではないかと。
秋の夜長、外からは虫の鳴き声と月明かり。ありきたりのようですが、それが当たり前のようにあるギャラリー・セプチマにどうぞいらっしゃってください。たっぷりゆったりと2組、ちょうどこの翌々日には同じ会場でとんでもないイベントが予定されているようですし、かと思えば翌日はコウリョウくんのCOINNだったりして。この秋の3日間、夢の始まりを分かち合えれば言うことないのではないでしょうか。
9月18日(金)東京・立川 ギャラリー・セプチマ
東京都立川市柏町3-8-2(多摩都市モノレール砂川七番駅より徒歩2分)
出演:ズビズバー(西尾賢ソボブキ+西本さゆり(Ett))、てぬぐい+mangneng
開場 7:00pm/開演 7:30pm 料金 2,000円
予約:ギャラリー・セプチマ(galleryseptima@gmail.com)、スウィート・ドリームス・プレス(info.sweetdreams@gmail.com)
西尾賢:ソボブキ主催/ピアノ/三味線/歌/作詞・作曲など。1963年東京足立区生まれ(最寄駅は亀有)。素朴な題材をもとに作られた独自の楽曲を演奏するメンバー不確定ユニット「西尾賢ソボブキ」を率いて音楽活動中。
西本さゆり:歌など。愛知県生まれ。Ett(エット)を2002年に結成し、ガット・ギターと唄による演奏を各地で行う。
てぬぐい+mangneng:小鳥をモチーフにしたアート作品で知られるユカワアツコのアコーディオンと、伊藤琢矢(シネルパ他)のギターによる音楽ユニット「てぬぐい」。mangneng planet bandのリーダーにしてスティールパン奏者の「mangneng」(まんねん)による合体ユニット。