アーティスト:ダニエレ・ルメール(Danielle Lemaire)
タイトル:The Best of Danielle Lemaire 1997-2017
カタログ番号:SDCD-035
発売日:2017年10月15日
フォーマット:CD(ジュエル・ケース|20Pブックレット)
アートワーク:ダニエレ・ルメール
ライナー・ノーツ:小川敦生
マスタリング:ASUNA
生産数:300枚限定(追加プレスなし)
定価:¥2,000+税
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ルチア・パメラに恋する自家製電子音の星間連絡船、ダニエレ・ルメール本邦初登場
1997年から現在までの未発表曲/レアテイク満載の(フェイク)グレイテスト・ヒッツ!
(想像上の)月面でレコーディングしたことで有名なアウトサイダー・アーティスト、ルチア・パメラに恋するオランダの女性マルチ・アーティスト、ダニエレ・ルメールの本邦初自選編集盤。
ドローイング、ペインティング、グラフィック、インスタレーション、彫刻、ビデオ、写真と、その活動領域を広げてきた彼女は、1997年より音楽活動を開始。自身のレーベル、インナー・ランドスケープスより限定少部数で謎の電子音楽作品を発表し続け、世界中の小さなクエスチョンマークをつないでいつの間にかオランダの名物アーティストのひとりとなりました。
ライブではカシオトーンや小さな民族楽器、玩具やエレクトロニクスを使って歌い、その即興性や旺盛な創作意欲は先述したルチア・パメラはもちろん、スペース・レディ、ジャド・フェア、ジャンデック、デリア・ダービシャー、フローレンス・フォスター・ジェンキンス、デイム・ダーシー、(架空のキャラクターですが)アルスラ・ボグナーなどの存在を思わせますが、アート全般に対する真摯な姿勢とフレンドリーなキャラクターは彼女ならでは。嬉々として創作に没頭する姿は、多くの孤軍奮闘を助ける大きなヒントになるでしょう。
1997年、彼女にとって初めてのパフォーマンスからのライブテイクから始まる本作も「ベスト」と名づけはしてあってもほとんどが未発表曲/テイクで占められ、あまりにも不思議な出自不明の電子音と歌声が横溢。その未加工でチャーミングで何者をも恐れない無垢な魅力をたっぷりとご堪能ください。
1. Invisible Man Mix
2. Du Bisst so Wunderbar
3. Dear World, live at Cinema Nova, Brussel, Belgium 1999
4. In My Memory
5. Lingering on
6. Pied Piper, live at Sonorama, Arnhem, Netherlands 2004
7. Live at Gallery van Dieten, Amsterdam, Netherlands 2007
8. I Had the Strangest Dreams Last Night, live at Ars Electronica Linz, Austria 2009
9. Linen Square, live at Ears Up B.A.D., Rotterdam, Netherlands 2010
10. Three Cities, live at Sonic Protest, Paris, France 2011
11. Bellresonances+Evergreen 2012-2017
12. Danielle and Dwelling Cat
13. Spacey Organ + String
14. The Bleep Course
ダニエレ・ルメール(Danielle Lemaire):オランダ在住のマルチ・アーティスト。その活動領域は多岐に渡り、その多くを自身のレーベル、インナー・ランドスケープスより発表してきた。1997年以来、ソロ・アーティストとして音楽制作を開始、その音楽には妖精譚のようなチャームがあり、遠い異国の物語を歌いながら、不思議な親近感を呼び寄せる。また、彼女のあやつる愛らしく優しいサウンドは、同時に騒がしくラジカルにも。パフォーマンスの際にはカシオトーンや、鐘やガムランなどの小さな民俗楽器、玩具、エレクトロニクスを使って歌うが、彼女が二度と同じ演奏をすることはない。
http://home.vianetworks.nl/users/jada/innerlandscapes/home.html