90年代以降、アンフェタミン・レプタイルやアンワウンドの故ヴァーン・ラムジーが運営していたレーベル、パンク・イン・マイ・ヴァイタミンズからのリリースで知られるスローコア・バンド、ロワーケースやアラスカ!
7月29日(土)東京・八丁堀 七針
出演:イマード・ワシフ、ASUNA
開場 6:00pm/開演 6:30pm
料金 3,000円(予約/当日とも)
予約:会場(https://ftftftf.com/#0729)
イマード・ワシフ(Imaad Wasif):ダーク・ロード(闇の君主)の異名をとるイマード・ワシフはロサンゼルス出身のゴス・フォーク・ミュージシャン。最新ソロ・アルバムは通算6枚目となる「So Long Mr. Fear」(Sonic Ritual, 2023)。アンフェタミン・レプタイルやアンワウンドの故ヴァーン・ラムジーが運営したレーベル、パンク・イン・マイ・ヴァイタミンズからのリリースで知られる初期スローコア・ノイズ・ロック・デュオ、ロワーケースをはじめ、サイケデリック・フォーク・グループのアラスカ!、セバドーやダイナソーJr.のメンバーとしてお馴染みのルー・バーロウのプロジェクト、ザ・フォーク・インプロージョンなど、彼はこれまで数多くのバンドに参加してきた。その他、エレクトリック・フラワー・グループ、グリム・タワー、ACIDといったバンドでの彼のリフやソロを知らない人でも、ヤー・ヤー・ヤーズのツアー・メンバーとしての貢献は、きっと知られているだろう。
ASUNA(アスナ):石川県出身の電子音楽家/サウンド・アーティスト。1999年より演奏活動を開始し、のちに円盤からリイシューされる『Each Organ』をはじめとしたセルフメイド作品で注目を浴び、2003年にスペインのレーベル、ラッキー・キッチンからデビュー作『Organ Leaf』をリリース。音の物理現象や、そのマテリアル、音が鳴らされる空間性や言葉の語源を含めたコンテクストをベースにした作品のみならず、パンク/ハードコア/オブスキュア/オルタナティブ/ローファイ/ドローン/アンビエントといった、その幅広い聴取対象をはらんだ熱のある肉体性を感じさせる演奏が世界各地で称賛を浴びている。多数の玩具を使った「100 Toys」や、100台以上のキーボードを使い、干渉音の分布とモアレ共鳴に着目した「100 Keyboards」といった作品は、海外の名だたるアート・フェスティバルからも展示/パフォーマンスを依頼され、ドイツの電子音楽家、ヤン・イェリネクや、美術家の佐藤実(m/s、SASW)らとの共作を含め、世界各地のレーベルから作品をリリースしている。