ご紹介が遅くなりましたが、昨年末、アーティストたちがぶらりと寄ってスタジオ・ライヴを寄せていくデイトロッター・セッションにローラ・ギブソンが2度目の登場をはたしていたのでそのことを。ローラの歌とガットギターを核に、彼女のボーイフレンドでもあるショーン・オギルビーとミカ・ラブウィンが、ドラムやメロディカ、ウクレレやノコギリなどで絶妙なアクセントをつけていくバージョンが5曲アップされています。ぜひこちらを覗いてみて。
なお、ショーンとミカは、ミュゼ・メカニークというバンドのメンバーとしても活躍中のふたり。ショーンは、元々、サンディエゴの人気インスト・バンド、トリステザにいた人だけど、レトロな自動楽器(コインを入れると音楽に併せて人形たちが動き出す、子どもの遊技場に置いてあったようなやつ)である「ミュゼ・メカニーク」を意味する言葉をバンド名に選ぶあたり、同じく過去への視線を強く感じるローラと重なる部分は大きかったんだろうな。となると、同じく古い自動楽器に目がないイーサン・ローズとの共同作業も必然、ということか。
にしても、この能面みたいなイラストは?(笑)先月号の『装苑』では立派にモデルとして登場してたのに、さ!