UKの人気レーベル、メンフィス・インダストリーズへ移籍して待望のニュー・アルバム『Flux』をリリースしたレイチェル・ダッドのジャパン・ツアーが決定しました。 UKトラッドフォークを背にした素朴な歌声を愛らしいキャラクターのみならず、そこに自然と社会への眼差し、多彩なリズム・ワークを重ねた英ニュー・フォーク・ジェネレーションの奥行きと深度をご堪能ください。
こちらではスウィート・ドリームス・プレスで企画・制作する東京、京都の2公演をご案内します。こちらの2公演以外にも国内各地の公演を鋭意調整中ですので、またツアーの全公演が決まりましたらあらためてお知らせしますね。どうぞお楽しみに♪

レイチェル・ダッド(Rachael Dadd):英ファーナム出身のシンガー・ソングライター。2004年より拠点をブリストルに移し、ディス・イズ・ザ・キットことケイト・ステイブルズとのホエールボーン・ポーリーやウィグ・スミスとのザ・ハンドといったサイド・プロジェクトも開始、ブリティッシュ・フォークの可憐な超新星として注目を集める。2011年の『Bite The Mountain』、2014年の『We Resonate』と、近作アルバムではより緻密なリズム・ワークを取り入れ、と同時に確固としたアーティスト性と真摯なメッセージをあらわにしている。近年は尾道(日本)とブリストル(イギリス)で1年の半分ずつを過ごし、マグパイという手芸ブランドも手がけ、展示会やワークショップなど精力的に活動している。
Rachael Dadd New Album “Flux” Release Japan Tour
レイチェル・ダッド ジャパン・ツアー2020
東京篇:レイチェル・ダッド × 寺尾紗穂
2020年3月13日(金)東京・代官山 晴れたら空に豆まいて(03-5456-8880)
東京都渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2F
出演:レイチェル・ダッド、寺尾紗穂
開場 6:30pm/開演 7:30pm
料金 3,500円(前売り)/4,000円(当日)*ドリンク代別
チケット:e+、会場 *1月18日午前10時より発売。

寺尾紗穂:2007年にピアノ弾き語りアルバム「御身」をリリース。大林宣彦監督の『転校生 さよならあなた』、安藤桃子監督の『0.5ミリ』などの主題歌やCM(ドコモ、三井のリハウス他)製作のほか、新聞や雑誌、ウェブ連載も多い。2010年よりビッグイシューを応援するイベント「りんりんふぇす」を主催。著書に『あのころのパラオを探して』(集英社)、『彗星の孤独』(スタンドブックス)など。2018年より朝日新聞書評委員。近年はイ・ラン(韓国)、フェルナンド・カブサッキ(アルゼンチン)など海外アーティストとの共演も多い。2020年3月に新アルバム『北へ向かう』をリリース。
京都篇:レイチェル・ダッド × popo × MOON FACE BOYS
2020年3月15日(日)京都 UrBANGUILD(075-212-1125)
京都府京都市中京区材木町181-2 ニュー京都ビル3F
出演:レイチェル・ダッド、popo、MOON FACE BOYS
開場 5:00pm/開演 6:00pm
料金 3,000円(前売り/当日とも)*ドリンク代別
予約:会場、スウィート・ドリームス・プレス(info.sweetdreams@gmail.com)

popo(ポポ):山本信記(trumpet, synth)、江崎將史(trumpet, recorder)、喜多村朋太 (organ)の3人組。2004年、大原裕追悼ライブの際に3人でsightsの曲を演奏したのがきっかけとなりスタート。詩的で心揺らぐチェンバー・スカバンド。

MOON FACE BOYS(ムーン・フェイス・ボーイズ):竹下慶、松本一晃(アラヨッツ、ann ihsaなど)、カメイナホコ(ウリチパン郡、三田村管打団?、トンチトリオなど)の3人が京都を拠点に活動をスタートしたポップ・アンサンブル。当初はテニスコーツが主宰するマジキックからのリリースで知られたMY PAL FOOT FOOTのメンバー、竹下慶の宅録ソロ・プロジェクトとして2010年より活動開始。竹下の京都移住をきっかけに色彩感のあるトリオへと編成と音楽性を拡張させている。80〜90年代に世界中で芽吹いたインディー・ミュージックの心意気を胸に、訥々とこぼれ落ちる竹下慶の詩情あふれるメロディーを松本一晃の繊細なドラムワーク、カメイナホコの技ありスパイシーな鍵盤さばきをからめた甘酸っぱいアンサンブルが受けとめる、とっておきのローカル・バンドとして愛されている。