ヴェチヴァー~カリタック・カウンティのケヴィン・バーカーも「Holy friggin crap Ryan Francesconi! Way to show us how rad of a meter 9 is. This is almost so great as to not be inspiring anymore. But no, this is totally inspiring.」、つまり「ライアン・フランチェスコーニってヤツぁなんてぇすげーんだいっ!」云々と大絶賛する新曲がついにユーチューブにアップされました。タイトルは……もぐもぐもぐもぐ……これ、ギリシャ語でしょうかね。皆目見当がつきませんが、タイトルの意味・由来などは後ほど本人に聴くとして、まずはぜひ見て、聴いてみてください。この7分を超える大曲をライアンは、大切な友人でもあるフリストス・ゴベタスに捧げています。ちなみにフリストス・ゴベタスなる人物はギリシャのウード/ブズーキ奏者で、ビル・フリーゼルのアルバム『ジ・インターコンチネンタルズ』(2003年)にも参加していることが知られています。
さて、ジョアンナ・ニューサム・バンドのメンバーとしての活動もひと段落、ようやく自身の次のソロ・アルバムに向けて楽曲制作~録音を始めたライアン・フランチェスコーニ。しかも、ユーチューブに1曲アップしただけで、もうこんなサイト(こちら)でレビューされていたり、こういったことからも彼の音楽に対する注目度の高さが窺えます。もし、彼の音楽をまだ聴いたことがなければ、ぜひ2010年にリリースしたアルバム『パラブルズ』を聴いてみてください。アコースティック・ギター1本でどれだけのことができるのか、そのひとつの答えを感じていただけるかもしれません。